Nacra17 世界選手権選考 Day3
午前9時、南風が強まり始めた江の島のC海面で、ナクラ世界選手権の代表選考最終日の2レースを行いました。18ノット前後でスタートしたものの、2レース目の途中からは平均で20ノットにあがり、ガストも25ノット近くまで上がりました。2レースともに飯束・畑山組がトップでフィニッシュしましたが、途中でバウ沈したり、波を追い越していくようなスピードでジェネカーをフラッピングさせたり、風速と波の上限に近いコンディションの中でも3艇が完走しました。
結果、飯束・畑山組が総合1位となり、8月にオーフスで開催される世界選手権の枠と、強化選手に選ばれました。
今回は日本で初めてナクラ17フォイリングのレースを実施しましたが、2月頭にイギリスから世界選手権4位のチームを招聘し、吹いて波の中での走りも教わりました。レースをやるたびに上達していくのを見ながら、東京2020の夏の海風でもナクラ17はしっかり波の中を走ることができるクラスであることが証明されました。 東北や北海道からレース運営に来てくださった皆様、神奈川県連の皆様、ありがとうございました。
Report 齋藤愛子
1位 7pt 1-(3)-2-1-1-1-1
JPN 347
飯束 潮吹 (株)エス・ピー・ネットワーク 畑山 絵里 (株)エス・ピー・ネットワーク
2位 11pt 2-2-1-2-(3)-2-2
JPN 398
梶本和歌子 橋本総業ホールディング 川田貴章 ミキハウス
3位 15pt (3)-1-3-3-2-3-3
JPN 383
村山 仁美 ツネイシセーリングチーム/立教大学 渡部 雄貴 NPO法人ツネイシ・スポーツアクト